
京葉瓦斯株式会社様
1927年1月設立以来、市川市、松戸市、浦安市など千葉県北西部の都市を中心にガスをはじめとするエネルギー供給事業に取り組んでいる京葉瓦斯様。
2007年に創立80周年をむかえ、80万件以上のお客様を持つ京葉瓦斯様のブランド・メッセージは「ほっと、人、あんしん。」いつでもお客様が安全にエネルギーを使えるよう、「安心感」をお約束するという思いをこめているそうです。
京葉瓦斯様では、お客様に安全なエネルギーをお届けできるよう、ガス管などインフラ周りの工事、整備に力を入れています。その大切な工事の進捗管理システム導入に携わったのがPSCです。
- 発注先企業とともに工事の進捗を管理できるシステムがほしい
- 専用端末からコマンドで使う管理画面を、インターネットブラウザを経由して複数でかんたんに利用できるシステムにしたい
- 紙ベースでの確認で煩雑なフローを、関係者間でスムーズな情報共有ができる仕組みがほしい
- ホスト系システムをオープンにし、Webベースのシステムにすることでインターネットにつなげられる環境であれば、どこからでも利用可能に
- 複数拠点からの入力対応に備えて、負荷分散を実施しストレスのない情報更新と共有が可能に
- オンラインで工事や受発注の進捗が確認できるため、紙の出力が減り環境に優しいコストダウンを実現
導入サービス概要
本支管工事情報管理システム
ガス管工事の受発注や仕様・実績を登録管理し、支払い情報を作成するシステムです。


サービスデータ
| システム | Web (ASP)、リッチクライアント |
|---|---|
| 環境 | Windows2000、XP |
| DB | SQL Server 2000 |
| 言語 | ASP.NET(C#)、Flex、MSRS(帳票) |
| 開発工数 | 120人月 |

京葉瓦斯株式会社様
| 導管部 導管工事センター 計画管理グループ 管理チーム 係長 |
導管部 保安指令センター 指令グループマネージャー |
導管部 導管工事センター 設計渉外グループ 渉外チームリーダー |
| 山内有二様 | 鹿島洋一郎様 | 伊藤剛様 |
当時のプロジェクトリーダーを務めた鹿島様。実務を担当されていた伊藤様、山内様。山内様は現在もシステムの運営に携わっていらっしゃいます。新たに始まったプロジェクトだったため、パートナー企業である PSCのスタッフも含め、関係者全員で急造の事務所に詰め、設計から構築、導入まで共に一丸となって行っていました。
※工事情報管理システム構築当時、プロジェクト全体の責任者を担当された山本様は他部署へ異動してしまい、今回のインタビューに参加することが出来ませんでした。

PSCに依頼したきっかけは?
京葉瓦斯様がPSCを知ったのは、あるソフトウェアベンダー様主催のイベントに当時の責任者が参加した時のことでした。他社の大手ITベンダー企業様と比べて「知名度はあまりないものの、いろいろと幅広く手がけていて技術がありそう」というイメージがあったそうです。
「当時は、ガス工事の受発注状況や進捗を管理するシステムはホストを利用したバッチシステムで、 、紙ベースの確認をメインで行っていました。業務のために出力する紙の量は毎月何千枚にものぼり、漏れやミスにもつながることが懸念されていました。また、システムに接続できるのは専用端末に限られる為、締切日にはデータ入力に追われる日々でした。インフラ面でも、技術面でも利用できる人が限られるため、待機による工数の増加など様々な課題がありました。」と当時を振り返られる鹿島様。
「みんなで使える管理システムを!」と始まったプロジェクトのコンペに呼ばれたのは、これまでお付き合いのある各大手ベンダー企業様とPSCでした。

サービス選定の決め手は?
今回新たに作るシステムでは、工事関連部署のスタッフ、発注先のパートナー企業様など離れた各拠点からも情報を入力、閲覧できるようにするため、現在のネットワークやシステムを大きく変える必要がありました。
複数拠点からのアクセス、ネットワークのオープン化、セキュリティの保全策など、これらの課題をクリアする提案は内容も規模も大きくなりました。
「私たちの望むシステムは関係者での情報共有が目的で、あまり大掛かりなものは想定していなかったのですが、他社はせっかく新たに作るのだから、よりセキュアで高機能なものを、と考えたようです。工数、見積もその分大きくなり、プレゼンする営業と実務を担当するプロジェクトマネージャーが別なのも不安でした。その点PSCはプロジェクトを担当する人が自らプレゼンし、システムの規模や提案内容が私たちの希望するところと視点が近く、親近感がありました。気張り過ぎない、力の抜け具合が丁度よかったのかもしれません(笑)」(伊藤様)


導入後のメリットは?
初めにプレゼンを実施してから、社内関係各部署に確認をとり、結論が出るまで約一年。最終的に120人月もの大規模プロジェクトになった案件を、PSCが請け負うことになりました。 このシステムが稼動しないと、ガス工事そのものに影響が出てしまいます。主にシステムを使うのは、業務上あまりPCにふれる機会のない工事関係者。メンバーはどうすれば情報を管理しつつ、関係者間できちんと共有できるのか、と画面設計と使用感に注意し、「みんなが使いやすいシステム」を目指して、デモシステムを繰り返し作りながら関係者の意見を集約して精度を上げていきました。
ホスト系システムをオープン化することにより、ホストの維持管理から離脱することはもちろん、工事の関連部署、パートナー会社からの工事情報入力も可能になり、負荷分散と情報共有ができるようになりました。PCに不慣れなユーザーでも入力しやすいよう、Flexというリッチクライアントを使用し、ASPでは実現出来ないサポート処理も可能にしました。
これまで帳票で行ってきた工事情報の確認が、インターネットにつながる場所ならどこからでも見られるようになり、また関係者が随時情報を入力、更新できることで、情報の鮮度も上がった上、紙の出力コストやスタッフの稼働時間が大幅に削減できました。

今後の展望
「PSCが初めに作ってくれた画面デザインが見やすく、分かりやすいと関係者の間で好評でした。サーバもデータセンターで預かってもらっており、24時間365日きちんと監視されているので安心してお願いできます。開発だけでなくデザインもできて、インフラ周りも対応できるというのは強みですね。そうした強みを活かし、今後PSCと一緒に業務改善として取り組んでいければいいな、と思います。」と現在も引き続きシステムの運用を担当されている山内様。
「構築が無事に終わり運用を始めた頃は、“こちらの要望に対応する”といったスタンスでしたが、最近では稼動が安定してきたこともあり、担当者が“自らシステム運用に関する改善提案を出してくる”ようになったので、よい傾向だと思います。これからも、そうした提案をどんどん自発的にしてきていただけるとありがたいですね。」

※2009年10月時点の情報を基に構成しました



