技術アプリ3S
6月17日、ピーエスシー東京本社にてCloud Apps事業部キックオフミーティングを実施。
30期初開催となるキックオフでは“原点回帰”をテーマにCloud Apps事業部が開発するアドオンアプリケーション”Coo Kai”の起源と未来、Cloud Apps事業部の展望に関して開発チームごとの発表がありました。
■Coo Kai製品開発チームの発表
今回のキックオフはPSCの主力製品である“Coo Kai BBS”、“Coo Kai Calendar”、“メール誤送信防止ツール”の開発を担当しているエンジニア紹介のほか、UI・UX改善に関するプレゼンテーション。
<Coo Kai BBSとは>
社内コミュニケーションに必要な機能を徹底的に網羅した「高機能社内掲示板」です。Coo Kai BBSは、他グループウェアからクラウドグループウェア移行の際、掲示板の要望として多かった機能を基本仕様としており、掲載情報の「権限設定」「ファイル添付」「公開・非公開日時の設定」「未読・既読表示」をはじめ、「多言語対応」「掲載承認」等の機能をMicrosoft 365のユーザー・グループと連携して利用する事が可能なクラウド型の掲示板アプリケーションです。(※詳細はこちら)
ー今後の施策ー
29期は品質向上を目的とした20件のアップデートを実施。「いいね」機能やテンプレート機能、検索ガジェット機能を追加。
30期は分析機能やデータ出力機能、コミュニケーションツールとの連動など引き続き、機能改善に注力することでお客様を課題解決に導きます。
<Coo Kai アドレス帳とは>
社内の上司・同僚の連絡先・プロジェクトのメーリングリストや社外連絡先を素早く検索し、部署・役職・電話番号等の属性情報の参照や、メール送信を簡単にする為のアドオンアプリケーションです。
情報参照するメンバーは、Microsoft 365のユーザー・グループと連携しツリー構造でメニューに表示。組織に対応したグループをあらかじめ登録しておけば、組織階層からの検索が可能です。(※詳細はこちら)
ー今後の施策ー
29期は競合他社との差別化を図るため、Outlookの基本機能にはない機能を開発・実装することでオリジナル性を追究。
30期は各開発工程における作業効率を見直すことで、更なる開発時間の確保を目指します。
<Coo Kai カレンダーとは>
社内の上司・同僚・プロジェクトで関わるメンバーや会議室・設備の予定を一覧表示し、空き時間を比較しながら予定を登録出来るアドオンアプリケーションです。
スケジュール比較するメンバーはMicrosoft 365のユーザー・グループと連携しツリー構造でメニューに表示。
組織に対応したグループをあらかじめ登録しておけば、組織階層からの検索が可能です。(※詳細はこちら)
ー今後の施策ー
29期はUIの改善を含めた、お気に入り編集機能、月表示機能など品質向上のためのアップデートに注力。
30期はセキュリティ面を強化することで、お客様にとって安心で使いやすいアプリケーションを目指します。
<Coo Kai誤送信防止ツールとは>
誤送信防止ツールは、メールの宛先確認、件名漏れ、添付ファイル漏れ、指定ドメイン外への送信などをポップアップでお知らせすることで、メールの誤送信を防止します。(※詳細はこちら)
ー今後の施策ー
29期はメール送信前のポップアップ画面上で添付ファイルの中身を確認できるようにする他、宛先の数が閾値を超えた場合に警告メッセージが表示されるよう改善。
30期はAI連携する他、スマートフォンでも使いやすいように機能開発を推進していきます。
<Coo Kai安否確認とは>
Coo Kai 安否確認は、災害時などに社員に安否状況の確認を行い、結果を迅速に収集することができるアプリケーションです。
Microsoft 365と連携し、安否確認を受け取ったユーザーはメールやTeams上で安否状況を回答、管理者はダッシュボード上で回答状況を確認することができます。(※詳細はこちら)
ー今後の施策ー
29期は品質向上を目的とした9つのサービスを展開。災害警報検知機能の拡張や安否確認メールの予約送信機能、災害情報のメール・Teams通知など機能を追加することで、よりお客様の安心安全の確保に注力。
30期は大規模地震を想定した余震対策や回答結果通知機能を追加するなど、引き続き機能開発を推進いたします。
<Coo Kai Workflowとは>
Coo Kai Workflowは Google Workspaceのユーザー・グループと連携して、申請・承認を行うクラウド型のワークフローアプリケーションです。スプレッドシートを使用するため、自由な形式の申請書で運用することが可能です。全ての申請書を1ユーザーの Google ドライブに格納することで、書類を一元管理することができます。また、申請書はスプレッドシート形式で保存されるためストレージ容量も圧迫することはありません。2024年はMicrosoft 365版のCoo Kai Workflowもリリース予定。
ー今後の施策ー
30期はCopilot for Microsoft、Power Platformを中心としたMicrosoft 365版の機能強化を推進。
利便性と安全性を兼ね備えた堅牢なプラットフォームを目指します。
ー今後の施策ー
29期はUI/UX改善としてGoogle Workspace版Coo Kaiアドレス帳の機能改善とCoo Kai安否確認のデザイン改善を実施。
30期はスマートフォン版のCoo Kaiワークフローの実装とCoo Kaiサイトの製品ページ改善に努めることで体験価値向上を目指します。
Coo Kaiではお客様の不便・不安・不満を解消する様々なアプリケーション提供。
個別アプリケーション開発も実施しております。
本記事で紹介したアプリケーション
<GitHub Copilot とは>
GitHub Copilot(ギットハブ・コパイロット)は、OpenAIとGitHubが共同開発したAI支援ツールで、プログラミングにおいてコードの自動補完や提案を行うためのツールです。
ー今後の施策ー
エンジニアの開発にかかる時間を削減してチーム全体の生産性向上とエンジニア自身が日頃からAIに触れることにより、AIを活用・提案できる人材育成を目指すことで、お客様への品質向上へと繋げていきます。
<Power Platform とは>
Power Platfromは、Power Apps/Power BI/Power Automateなどを用いて、ワークフローを自動化しデータを分析できるようにする、Microsoftのローコード開発サービスの総称です。(※詳細はこちら)
ー今後の施策ー
アプリケーション 開発代行・オンラインセミナー(Workshop)・技術サポート・調査の主要サービスにて、業務効率化・自動化を推進。お客様のリアルな課題に寄り添うことで、業務改善ひいてはお客様を成功・満足・笑顔へ導いて行きます。
<FastTrackとは>
Microsoft社クラウド製品の導入・利用促進を支援するためのサポートです。Microsoftのエンジニアチームと私たち認定パートナーとで結成されたスペシャルチームによるサポートを提供。(※詳細はこちら)
ー今後の施策ー
Microsoft社によるパートナー協業戦略のひとつ、FastTrack制度を積極的に利用。ライセンス販売・Microsoft 365導入・サポート・Coo Kai 導入をより多くのエンドユーザー様へ提案することで、お客様企業のMicrosoft製品の利活用と業務改善を推進していきます。
<利活用支援・サポート とは>
Coo Kaiはお客様の現在のワーク環境から、最適でスムーズな Microsoft 365 環境への移行をお手伝い。Microsoft 365 の初期導入から、運用、フル活用に至る全ての工程でお客様をサポート。(※詳細はこちら)
ー今後の施策ー
Microsoft利活用推進企業、そしてMicrosoftスペシャルチームとしての知見・経験をTipsコンテンツとして提供。創業以来、Microsoftとのパートナーシップで培ったナレッジや、「Coo Kai Catch Apps」をパワーアップしてお届け致します。
<Microsoft販売促進とは>
Microsoft 365とAzureを中心に、Microsoft製品のライセンスと利活用サービスをお客様へ提供。Microsoft総合ソリューション「PSC SERVICE PLATFORM」により、アセスメントからライセンス導入、そして利活用支援まで、ワンストップで提供。
ー今後の施策ー
Microsoft製品利活用に関する技術と経験を積極的に発信。メディアやセミナーを通して当社の知見をお届けし、より多くのお客様企業の利活用推進に注力して参ります。
■Cloud Apps事業部 部長 中島貴雄より
30期のテーマは原点回帰です。Coo Kaiの開発コンセプト「アプリのチカラで世界をもっと便利に」へ立ち帰ります。
一つは、お客様の課題や要望に寄り添い、お客様の声で開発して行くこと。これは当社の「お客様の不便・不満・不安を解消し、成功・満足・笑顔へ」という企業理念と同様、お客様の声に応えることこそがCoo Kaiの存在意義です。
もう一つは、SaaS型のアプリケーションにこだわって行くこと。私たちCloud Apps事業部は各担当から発表があった通り様々なサービスがあります。複雑多岐にわたるお客様の要望にお応えしてきた証と捉えています。しかし、30期を迎えた今、改めてアプリにこだわることでお客様の課題を「迅速に解決」し、且つお客様の成長に「永きに亘って寄り添って」いけると思います。
■Cloud Apps事業部へのメッセージ
代表取締役 鈴木正之より
開発業務やお客さま対応業務がある中でこんなに大勢のメンバーが一堂に集結するのは初めてだと思います。
皆さんはなぜCloud Apps事業部を、そしてCoo Kaiを立ち上げることとなったのかご存知でしょうか。
Coo Kaiは元々Power Appsというサービス名から始まりました。ヒントは経営理念にあります。PSCのミッションはお客様の不便・不満・不安を共に解決に導くことです。課題を解決するためには技術と体制が必要です。そのためにアプリケーション開発を開始しました。ではCoo Kaiにはどんな意味が込められているか。Coo Kaiはピーエスシーがグローバルで戦う時の水先人。一番最初の茨の道を歩くという意味でCoo Kaiと名付けました。今では多くのCoo KaiアプリケーションがMicrosoft 365を中心としたグループウェアにおけるお客様の利活用をサポートしています。
また、AIに強い会社になりましょう。MicrosoftのSaaSベンダーとしてNo1を目指します。
私たちの挑戦はまだまだこれからです。引き続き各事業部と手を取り合い、Coo Kaiが世界に羽ばたくアプリケーションへと昇華していきましょう!!
その他アプリケーション、製品のアップデートに関しては下記ページをご確認ください。
製品アップデート(Microsoft 365)
https://www.coo-kai.jp/office365/upgrade/
製品アップデート(Google Workspace)
https://www.coo-kai.jp/google-apps/upgrade/
Coo Kai アプリケーションラインナップ
https://www.coo-kai.jp
当社PSC(Power Staff Communications)は、引き続き、細やかな情報共有とコミュニケーション強化で、お客様の成功・満足・笑顔の実現に努めて参ります。
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