ネットワークCommunication共創
6月19日、ピーエスシー東京本社にてNT事業部キックオフミーティングを実施。
30期初開催となるキックオフでは「団結」をテーマに現場の最前線で活躍する社員が一堂に会することで来期に向けての取り組みを発表、意識統一をいたしました。
■30期事業戦略
NT事業部 部長 内山敬介より
これまでNT事業部はお客さまよりご相談いただいたお困りごとに対して事業部内のみで解決することが多かったと思います。
今後はPSC SERVICE PLATFORMを基軸とする全社のソリューションを活用し、他業部とコラボレーション。新たなシナジーを生み出すことでお客様に付加価値をご提供していきたいと考えています。そのためにはプロフェッショナル領域・プロダクト領域・ネットワーク領域と3つの領域を強化する必要があります。
①プロフェッショナル領域ではITネットワーク/OTネットワークサービスを強化。
ITネットワークは従来、データの保護を目的としていました。しかしながら、昨今データーセンターネットワークが縮小、オフィスネットワーク強化へ変化しつつあります。企業が自社内でネットワーク環境を担保する機会が増えていく中、PSCもお客様に直接ネットワーク環境を提供する独自サービスを生み出す必要があります。それはOTネットワークに関しても同様のことが言えます。
②プロダクト領域ではSecure Access Service Edge(SASE)に関する技術獲得。
SASEとはネットワークの機能とクラウドの機能を一体として提供するサービスで2019年に米国ガートナー社が提唱。新たなネットワーク・セキュリティのあり方として注目されるようになりました。既存のクラウドサービスと掛け合わせることでコスト削減やパフォーマンス向上の実現を目指します。
③マネジメント領域ではテクニカルアカウントマネージャーの技術力向上とNetwork as a Servicのメニュー化。
そのためにはこれまで以上に事業部内におけるコミュニケーション強化・技術育成強化が必要です。30期よりNT事業部には旧Cloud事業部ネットワーク課の皆さんが加わりました。今後はお互いの強みを活かすことで更なる強い組織へと成長していきたいと思います。
■NT事業部へのメッセージ
代表取締役 鈴木正之より
部門長の内山さんを始めとする複数名の社員の皆さんが事業部の展望、業界のトレンド、教育など未来に向けた発表でした。
今、ネットワーク技術は皆さんの私生活・ビジネスなど、凡ゆる場所で活用。デジタル化・インターネット化された現代においては必要不可欠なインフラと言えます。例えば、回線に不具合があると仕事の質は下がり、ビジネスのスピードは低下。低下だけでなくビジネスそのものが危うい状況になることもあり得ます。
暮らしに例えるなら、ある市町村のネットワークが落ちてしまった場合、凡ゆる情報は遮断。言わば陸の孤島化に陥り、生活に支障をきたしてしまいます。世界に置き換えたらどうでしょう。私は先日、海外旅行にいきましたが自身のWi-Fiルーターから電波を拾いづらく、友人とのコミュニケーションに支障が発生。非常に不便さを感じずにはいられませんでした。我が国の訪日旅行者も年々増加。インバウンド需要を増やすには、受け入れやすいネットワーク環境を強化する必要があります。
生活の中の小さな出来事からグローバルな環境課題まで、ネットワークは関わっています。それだけ非常に重要な仕事であり、その責任と誇りを持って取り組んで行ってください。NT事業部は非常に団結力のある部署だと考えています。元々NT事業部は男性比率が非常に多い部署でしたが今では女性も多く、出身・性別を問わず優秀な方が集まっています。皆で手を取り合い、頑張っていきましょう!!
今期の重点取り組み
・ネットワーク技術のトレンドと教育強化
技術領域シフトとメーカーアライアンス強化でスキル向上
中田 彗未
内藤 帆南
・Microsoft Security Service Edgeとネットワーク
ネットワークセキュリティを強化するクラウドベースソリューションの紹介
小松 拓未
村上 音葉
・社内コミュニケーション活性化
より働きやすい現場づくりを目的とした施策の紹介
山田 隆誠
・事業部内技術情報ナレッジ共有
業務効率化・サービス品質向上のためのスキルレベルの向上
千々岩 貴史
・品質改善の重要性と注力施策
ヒヤリハット確認や品質セミナーを中心とした品質改善施策の共有
櫻井 麻貴
当社PSC(Power Staff Communications)は、引き続き、細やかな情報共有とコミュニケーション強化で、お客様の成功・満足・笑顔の実現に努めて参ります。
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