伝統文化コミュニケーション清心
7月29日、ピーエスシー東京本社にていけばな教室を開催。
「花はいけたら、人になる」という心得のもと、6名の社員が花を使って自身の思いを表現しました。
講師を担当していただくのは華道三大流派である草月流の栗生 紗世 師範。
1927年、花のピカソと呼ばれた勅使河原蒼風(てしがはらそうふう)
が開祖した草月流はいけ手の「個性」を尊重し、自由な思いを花に託すことで自分らしさを創造することを特徴としています。
稽古は剣山(けんざん)と水盤(すいばん)を使い生ける盛花(もりばな)と細い花瓶に縦長に生ける瓶花(へいか)の2グループに分かれ実施。
参加回数に合わせ、指導していただきました。
今回の花材はサンリッチ、アベリア、ルドベキア、キイチゴの中から選択。
いけばなの主役となる真(しん)を決め、次に真を際立たせる請(うけ)と控(そえ)、従枝(じゅうし)をいけていきます。
いけ終えたあとは、参加者一人ひとりの作品を師範が確認。
請や添の長さや角度を調整することでよりそれぞれの作品の良さを際立たせました。
参加者からは「配置を少し変えるだけで花の表情が全然違う」「難しいけど楽しい」「建築みたい」などの声が聞こえてきました。
ライトの下、天高く青々と伸びるキイチゴの葉と明るい向日葵の花を見て輝く未来を感じました。
参加者の作品紹介
稽古中は真剣な眼差しで花と向き合っていた参加者でしたが、完成後はお互いの作品を見せ合い、綻ぶように笑っていました。
引き続きPSC(Power Staff Communications)は、コミュニケーション強化で、お客様の成功・満足・笑顔の実現に努めて参ります。
講師紹介
草月流 師範 栗生 紗世
市ヶ谷教室・麻布十番教室にていけばなの指導にあたるとともに企業・学校への出張指導を担当。
またレストラン、オフィス、エステなどへの生け込みも積極的に展開。
第77回草月展では新人賞受賞している。
稽古に関するお問合せ先
https://www.sogetsu.or.jp/study/tokyo/class-0065998001/
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