30期下期は、プロフェッショナル領域・プロダクト領域・ネットワーク領域の強化を中心に進めてまいりました。
結果、プロフェッショナル領域では昨今のデーターセンター市場の縮小やクラウド移行需要の拡大が相まってオフィスネットワークの活性化やOTネットワーク/セキュリティアセスメント依頼が増加しました。
プロダクト領域では、ネットワーク機能とセキュリティ機能を統合したクラウドサービスSecure Access Service Edge(SASE)に関するご相談が増加。お客さま企業の回線コストを低減し、よりセキュアな環境構築に寄与しました。
マネジメント領域では、技術力強化・コミュニケーション機会拡大によりTAM（テクニカルアカウントマネージャー）を多数輩出。
採用体制・教育体制の充実にもつなげました。

大手電気機器メーカー様向けシステム提案/構築/更改　1課　櫻井 政孝

電力系通信キャリア様に対するNW（ネットワーク）設計構築提案を皮切りに対応範囲を拡大。消防システムの中核となる高度通信指令室のハードシステム更改により、対応メンバーを増員するなどシェア・可動領域ともにステップアップした1年でした。
31期はPJに参画する各メンバーのスキルフェーズをグレードアップできるよう教育・研修・フォロー体制を整備していきます。

インフラ企業様向け基幹システム刷新/事業部活性化活動報告　2課　石橋 卓

Outsourcing（以下、OS）事業部と共創したDB（データベース）移行案件では、現場でのコミュニケーションに注力し、早期にお客様のニーズをキャッチアップ。的確且つスピーディな提案がお客様満足度向上に繋がり、技術サポート領域拡大にも繋がりました。
31期は、この繋がりを糧にしてグループ企業全体のDXに寄与してまいります。
また、これらを成功に導くためには事業部内におけるさらなる連携強化が不可欠。
引き続き、部内交流会の定期開催や新卒メンター制度を適宜見直すことで次世代のキャリア育成に貢献していきます。

プロジェクトからみる最新トレンドと
次年度施策　3課　渡邊 悟朗
（代理：内山 敬介 執行役員）

30期は29期と比較し、オンプレスミス（サーバーやネットワーク機器、ソフトウェアなどを自社で運用するシステム）対応が大幅に増加。無線環境・有線環境問わず、ネットワーク品質向上やネットワークセキュリティ強化に関するご相談を多くいただきました。
31期も継続して技術領域を拡大を目指すことで、より多くのお客様の課題解決に尽力してまいります。

NT事業部へのメッセージ　
代表取締役　鈴木 正之より

NT事業部は内山さんのリーダーシップもあり、当社の事業部の中で最も統率が取れた基幹部署の一つです。
皆さんの活躍に感謝申し上げます。
さて、世界情勢の変化やAIを中心とするテクノロジーの発展により、日々のビジネス環境に大きな変化が求められています。
PSCの創業期である1996年はコンピューター機器の存在自体が人々にとって珍しいものでありましたが、今では産業を継続するにあたって必要不可欠な機器になりました。
2020年、世界を震撼させたコロナ禍で波及した「テレワーク」という働き方も、収束後にはコミュニケーションのあり方を考え直す「ハイブリッドワーク」に変わり、2025年の今は「AI」「セキュリティ」がトレンドに。日々変わりゆくマーケットは止まることを知りません。
このような時代の中、私達に必要なのは変化に対応するための“瞬発力”が必要です。
トレンドを知り、技術に変え、継承していく。引き続きPowerとCommunicationでお客様の成功（Success）・満足（Satisfaction）・笑顔(Smile)の実現を目指し頑張っていきましょう！