エンジニア紹介
Interview

H.N.
セキュリティ&マネージド事業部

2016年4月新卒入社 セキュリティエンジニア・係長

専門学校の情報ネットワーク科で学ぶ中、セキュリティ領域の技術に興味を抱いたのがきっかけでPSCへ。入社後は希望通りセキュリティに特化したセクションに配属となり、先輩エンジニアが参画するプロジェクトに帯同しながらセキュリティ構築の基本を習得する。4年目頃から徐々にお客様との折衝やプロジェクト管理を任されるようになり、2024年からはチームリーダー(係長)としてプロジェクトマネージャーを務めている。

ホワイトハッカーとして、
セキュリティ対策の「次」を切りひらきたい。

Mission

私が所属するセクションの主要ミッションは、お客様のシステム/ネットワーク・サーバ機器全般に対するセキュリティの構築です。プロジェクトはまず、お客様から「どんなシステム・機器構成なのか」「どんなセキュリティ対策を求めているのか」をヒアリングするところからスタート。その内容からリスクをつぶすセキュリティ製品の選別を行い、要件定義書の作成から詳細設計、製品の構築・導入とプロジェクトを進めています。基本的には構築までが担当パートですが、構築後のフォローが必要であれば運用チームに引き継いでいます。

Web・スマホが浸透している現在は、「SNSフィッシングやブラウザ詐欺広告等のリスクを何とかしたい」という相談が増えています。ハッカーの動きを先回りし、より効果的な防御や優れたセキュリティ環境の構築を実現するエンジニアを目指すためにも、「認定ホワイトハッカー(CEH)」の資格も取得しました。PSCはマルチベンダーであるため、取扱製品もウイルス対策ソフトやWebアプリケーションファイヤーウォール、不正侵入防止システムと多岐にわたります。お客様の課題に対して複合的にセキュリティ対策を打てるのがPSCならではの醍醐味です。

Professional

機密情報の漏洩やシステム停止、ウイルス感染など、お客様が求める対策はさまざまです。私がお客様と向き合う際に大切にしているのは、「こうしたい」という要望に対し、「実はこんなところにもリスクが潜んでいます」というプラスの情報を付け加えること。なぜならお客様はセキュリティのプロではないからです。セキュリティ対策はレイヤーごと(物理層・データリンク層・ネットワーク層・トランスポート層・アプリケーション層)に行う必要があり、昨今の複雑なセキュリティ攻撃は単一製品のみでは対策しきれなかったりするのです。

Vision

先ほどもふれましたが、「認定ホワイトハッカー(CEH)」の資格を取りましたので、その知識を脆弱性診断の部分に最大限に活かすのが今後の個人的な目標です。さらに欲を言えば、PSCとしては過去の実績がない「ペネトレーションテスト」にも挑戦し、新サービスとして確立させるのが理想です。このテストはお客様のシステムへの侵入を試み、セキュリティの穴を調べるというもの。非常に高度な知識が求められ、より一層精度の高い対策が可能になります。お客様に対しても、今までにない価値を提供できるのではないでしょうか。

Message

ITを構成する要素は、PC・サーバ・ネットワーク・プログラム・セキュリティとさまざまです。だから漠然と「ITがやりたい」ではなく、自分が興味を持てる分野を定めた上で、それができる会社をピックアップしてみることをお勧めします。ちなみにセキュリティに興味があった私は、PSCがセキュリティ構築で豊富な実績があるところに魅かれて入社を決めました。現在はやりたい仕事ができているのはもちろん、社内勉強会やオンライン学習など学びの機会も多く、早い段階から実践形式で技術・知識をアップデートできています。