最大限の準備が、
抜けのない高精度な
ネットワーク構築につながる。
Mission
私が所属する「Cloud事業部ネットワーク課」では、大企業・中小企業・官公庁などをクライアントとし、クラウド環境構築からオンプレ機器導入までネットワークシステムの構築を行っています。お客様の目的は「セキュリティを強化したい」「災害対策としてネットワーク環境を分散させたい」「一つ機器が止まってもシステムがダウンしないようにしたい」「海外にデータセンターをつくりたい」などさまざま。お客様の要件をヒアリングし、基本設計から詳細設計、クラウド・ネットワーク機器の導入・設定、テストまでの工程を行っています。
ネットワーク構築をする際には、クライアントのシステム環境・PC環境を正しく把握しておく必要があります。なぜなら、それによってネットワークの調子が不安定、あるいはまったく動かないといった際に原因究明が早くなるからです。私も一度、休日にクライアントのオフィスに機器を設置し、翌営業日に「PCがネットにつながらない」というトラブルが起きたことがあります。そのときにはPCの設定環境をある程度把握していたおかげもあり、スピーディにネットワーク機器を設定し直し、当日の夕方には復旧することができました。
Professional
私がモットーにしているのは、準備のプロセスに万全を期すことです。どんな仕事にも通ずる姿勢ですが、打合せで特定のテーマを議論しようにも、会議で何かしらのアイデアを発表しようにも、物事を頭の中で整理した上で臨まなければ想定したパフォーマンスを発揮することはできません。ネットワーク構築における最大限の準備とは、絶対に設定の漏れ・抜けを出さない、大事なシステムを止めない努力です。例えば自分で起こした手順書は必ず上長に見てもらうなど、これからやろうとしていることを事前に確認するようにしています。