エンジニア紹介
Interview

H.N.
Cloud事業部

2021年4月新卒入社 インフラエンジニア

大学は文系学部の出身。ITに興味をもったのがきっかけで、知識ゼロでPSCに飛び込む。入社後はネットワーク構築チームに配属となり、現場で先輩エンジニアの指導・アドバイスを受けながらステップアップする。1・2年目は設計書・パラメータシート・テスト項目等の資料作成補助からスタートし、3年目からは徐々に数十名規模の組織のネットワーク構築を任されるようになる。これまで基本情報技術者やCCNA、AZ-700等の資格を取得する。

最大限の準備が、
抜けのない高精度な
ネットワーク構築につながる。

Mission

私が所属する「Cloud事業部ネットワーク課」では、大企業・中小企業・官公庁などをクライアントとし、クラウド環境構築からオンプレ機器導入までネットワークシステムの構築を行っています。お客様の目的は「セキュリティを強化したい」「災害対策としてネットワーク環境を分散させたい」「一つ機器が止まってもシステムがダウンしないようにしたい」「海外にデータセンターをつくりたい」などさまざま。お客様の要件をヒアリングし、基本設計から詳細設計、クラウド・ネットワーク機器の導入・設定、テストまでの工程を行っています。

ネットワーク構築をする際には、クライアントのシステム環境・PC環境を正しく把握しておく必要があります。なぜなら、それによってネットワークの調子が不安定、あるいはまったく動かないといった際に原因究明が早くなるからです。私も一度、休日にクライアントのオフィスに機器を設置し、翌営業日に「PCがネットにつながらない」というトラブルが起きたことがあります。そのときにはPCの設定環境をある程度把握していたおかげもあり、スピーディにネットワーク機器を設定し直し、当日の夕方には復旧することができました。

Professional

私がモットーにしているのは、準備のプロセスに万全を期すことです。どんな仕事にも通ずる姿勢ですが、打合せで特定のテーマを議論しようにも、会議で何かしらのアイデアを発表しようにも、物事を頭の中で整理した上で臨まなければ想定したパフォーマンスを発揮することはできません。ネットワーク構築における最大限の準備とは、絶対に設定の漏れ・抜けを出さない、大事なシステムを止めない努力です。例えば自分で起こした手順書は必ず上長に見てもらうなど、これからやろうとしていることを事前に確認するようにしています。

Vision

せっかく専門分野の仕事をしているのだから、将来的にはプロジェクトを最上流からコントロールできるエンジニアに成長し、インフラ構築のプロとして頭一つ出る存在になりたいと思っています。ただその目標を実現するためには、ネットワークの隣接技術であるサーバ・セキュリティ関連の知識がまだまだ足りません。セキュリティ関連であれば、「セキュリティプロフェッショナル認定資格制度(CISSP)」の資格取得にも興味があります。PSCには資格取得支援制度や部門横断型の勉強会があるので、そうした学びの場を有効に活用していきたいです。

Message

実践主義のPSCでは、「なかなか大事な責任を任せてくれない」「ずっと同じ仕事で成長感が薄い」みたいなジレンマは一切ありません。ネットワーク課の一員となった私も、早いうちから短期スパンのプロジェクトをたくさん経験させていただきました。ネットワークの構築は、場数こそが成長への近道です。クライアントのシステム環境は100社あれば100通りあるといっても過言ではありません。インフラエンジニアとしてスキルを磨きたい方であれば、一つひとつの現場で壁を乗り越えながら、着実に自分をアップデートしていけると思います。